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SPECIAL INTERVIEW

第五回 スペシャルインタビュー 原田講師

昼間部講師 原田 プロフィール安室奈美恵、谷村奈南、倖田來未、伊藤由奈、リア・ディゾンを始め多くの人気アーティストの振付を担当し、コレオグラファーとして絶大な信頼と注目を集める。L.A.仕込みのヒップホップ、ジャズダンスをミックスしたスタイルで、オーバーグラウンドでダンサー、コレオグラファーとして活躍中。

Q ダンスを始めたきっかけを教えてください。

ダンスを始めたきっかけは、子どものころ体が弱かったらしくてご飯をしっかり食べられなかったみたいなんですよ。それで母が祖母に「どうしたらご飯食べられるようになりますかね?」って聞いてみたところ、「運動でもさせてみたら?そうしたらお腹が空いて食べるようになるんじゃない」って言ったことがきっかけで、近所のバレエ教室に習いに行きはじめたんです。それが4歳のときで、あとから母にきいたのですが、体が弱かったことがきっかけになっているみたいですね。

Q 昔の習いことが現在でも影響していることはありますか?

一度バレエ教室のレッスンで、後ろに反るのが怖くて泣いてしまったことをきっかけにレッスンを受けなくなってしまったんですが、毎回教室の前まで行って窓越しからレッスンを見ている状態が1年間くらい続いていたんですね、それである時もう一度やりたいと母に言うと、その時に母から「今度やめたら二度とやらせないよ!」って言われて...笑、それからなのですが熱があってもケガをしても天災があろうがなにがあってもレッスンを休んだことはないですね。それは今思うとあの時の母の言葉があってのことですね。

Q プロになる為にどのような努力をしてきたのでしょう、またプロの世界に入ると決めたのはいつ頃でしょうか。

高校生まで趣味程度でクラシックバレエを週1回習っていたのですが、高校2年生の時にJAZZダンスブームが起きて、フラッシュダンスやステイン・アライブ、フットルースなどのダンスムービーが流行った時代だったんですね。それで私もステイン・アライブ(映画)をみた時にジョン・トラボルタさん達に感動しまして「JAZZダンスがやりたい!」って思ったんです。そこでJAZZダンスの教室を探して4か所同時に通い始めたんですね。でもクラシックバレエとは別世界で全然ついていけなくて、これではダメだと思い一からやってくれるところを探して、当時東武カルチャーセンターという教室があってそこは4月からカリキュラムが始まる教室なので一時期そこに通っていました。同時に難しいスタジオに通いながらカルチャーセンターの教室も通っている状態が続いているなか、高校3年生の時に当時通っていた教室の一つに劇団サムシングという劇団主催のダンススタジオがあったんです。そこの先生に劇団に入団しないかと声をかけて頂いて、丁度進路選択で迷っていたのですが先生に声を掛けて頂いたことをきっかけに本格的にプロとしてやっていこうと決心しました。

Q テーマパークの世界に入ったきっかけはなんでしょうか?

interview_akiko.2.jpg 劇団サムシングを2年間続けたあと、ダンスの本場ブロードウェイに行きたくて20歳の時にニューヨークに留学したんですね。この時はラッキーだったのですが、日本のスタジオで習っていた外国人の先生に推薦して頂いて、スカラシップ(奨学金)としてニューヨークにあるステップスダンススタジオで色々なレッスンを無料で受けることができました。1年経つころに貯金もビザもなくなり日本に帰ることになったのですが、日本に帰ってからは仕事がないので東宝芸能というダンスのプロダクションに仕事がないか伺ってみたんです。その時にテーマパークを受けないかと勧められたのですが、当時テーマパークは2流、3流のお仕事として世間にイメージされていてあまり魅力的ではなく、最初は乗り気ではなかったのですが、仕事もなかったのでとりあえずという気持ちで受けてみたところ、なんとトップ合格できたんですね。それでいざテーマパークに入ってみたらShowではすごくやりがいのあるポジションで使って頂き沢山のShowに出演させて頂きました。テーマパークの踊りは種類も豊富で、男性と組んで踊ったりキャラクターと踊ったり、装置や照明なども大掛かりなプロジェクトで普段の世界では経験できない貴重な体験をすることができましたね。最初は乗り気ではなかった話なのですが勧められたことをきっかけにとても魅力的なテーマパークの世界に入れて、今では本当に感謝しています。

Q プロダンサーになる為に必要なことは何ですか?

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まずは責任感だと思います。私はイベント制作もやっているのですが、最初は「出演します」といっていた人が突然やめてしまったりして、自分のちょっとした気持ちで優柔不断なことをしてしまう人がいるのですが、それがどれだけ沢山の人に迷惑をかけるかきちんと自覚してほしいですね。ダンスは一人でやることではなく団体で行うことの方が多いので協調性と責任感を強くもって行動できる人が信頼を生むのではないでしょうか。公演もそうですが練習がすすむにつれて自分のポジションがきまってきたときに、そこはぜったいに穴を空けられないわけなんです。その人がいなかったら形が崩れてしまうし順番も狂ってきてしまいますから。公演ひとつにしても誇りと責任を持ってできるひと、それは舞台に限らずなんに対してもそうだと思いますね。


Q これからテーマパークを目指すにはまずなにから始めたらよいでしょうか

実技から言うと、踊りの基本はバレエなのでそれを一生懸命やってもらいたいですね。オーディションはJAZZダンスなんですけども、バレエの基礎をすごくチェックされるんですね。バレエをやっている人とやってない人とではだいぶ差が出てきてしまうので、たとえバレエが好きじゃなくても自分の為だと思って、好きなジャンルの踊りを上手に踊る為にもバレエをやってほしいですね。私もそうだったのですが、若い時はJAZZがやりたかったので、JAZZレッスンばかり受けていてバレエは二の次になっていたのですが、JAZZダンスをもっと上手に踊るためにはJAZZレッスンを一つ減らしてバレエのレッスンに変えることの方がすごく有効だったりするんですよ。それは経験者でないとわからないことなのでアドバイスとして言っておきたいですね。ストリートダンサーにとってもバレエは踊りの基礎なので大事だと思いますよ。 あとテーマパークダンサーはみんなに夢と希望を与えて明るい気持ちにさせられる人でないとなれないので、普段の格好もキレイにかわいくして、みんなが素敵だと思ってくれるようなしぐさであり、笑顔を心がけてほしいですね。 実は私も昔劇団に入っていたころはそうだったのですが、洋服は黒とグレーばかり着ていて...(笑。ある時劇団の先生から「黒とグレーはやめて原色の赤や黄色、緑などを着なさい」って言われたんですね。それをきっかけに変えたんです。だから明るい服が好きじゃなくても、この世界でやっていくにはパッと華やかな感じに自分を変えていく必要があるから、まず普段の洋服や髪形からやっていったほうがよいですね。暗いと思ったら自分を変える。できるだけいつも笑顔でニコニコするように心がけるなど。実技試験の時にパッと立ったときに、その子が明るい子なのか根暗な子なのか雰囲気が出てしまうので、普段から心がけて自分を演出していったほうがよいですね。

interview_akiko.3.jpgQ この学校ではどんなレッスンを行っていますか?

いま教えているクラスは中上級クラスなので、わりと高度なテクニックが入った踊りをやらせていて、実際のテーマパークで踊っているような雰囲気を体感するレッスンになっています。内容は顔の表情や踊りの表現力もそうですしテクニック的にも実際のプロのダンサーと同じくらいのレベルを目指してレッスンをしています。 またオーディションで必ず入るステップがいくつかあるのですが、それは必ず毎回レッスンで練習させるようにしています。毎日の積み重ねで技術が向上していくので少しずつ繰り返し練習して、一回転しか回れない人は二回転回れるように、脚を上げるのも1mmでも高くしていくことが大切ですね。
Q 講師からみた東京ステップスの良いところ雰囲気を教えてください

interview_akiko.4.jpg そうですね、まず優秀な講師陣をすべてのジャンルで揃えていますね。経験豊かなベテランの先生から、若くてカッコよく踊れる現役の先生まで色々な先生がいらっしゃるから沢山色々なものが吸収できる環境で学べるのは大きいと思いますよ。学校の規模も大きすぎないので、先生もスタッフも学生に目が行き届く環境はよいですし。学生の人数がそんなに多くないので名前がわからない子がいない環境も安心ですよね。色々と相談にのってくれたり、学生の将来の為にどんどんチャレンジさせているところもよいと思っています。 それとこの学校ですごいと思うのはテーマパークオーディションを受ける人数がたった10名位なのですがそれでも合格者を数名出していますから。実はそれってすごいことなんですよね。倍率からいったらかなり高い合格率だと思います。それは無駄のない授業をしていますし、模擬オーディションなどで的確なアドバイスを行っているからだと思います。

Q これから学生に伝えて(教えて)いきたいことはなんでしょうか

あきらめるな。ですね...。もうちょっとハングリーになってください。自分からもっと吸収しようと意欲的にレッスンに取り組んで下さい。与えられたことをただやるのではなくいつも刺激を求めてなにか吸収してやろうという意欲をみせてもらいたいですね。先生をはじめ友達にも人それぞれよいところがあるので自分にないものを持っている人の踊りを見てそれを吸収してどんどん成長していってもらえたらと思います。 レッスンは本当は毎日がベストですが、最低でも週3回はやったほうがよいですね。もちろんバレエやその他のレッスンも行いつつ、シアターのレッスンは週に3回は受けたほうがいいですね。週1回だと忘れてしまいますから。3回以上できますと着実に伸びてきて違いがはっきりと見えてきますね。テーマパークに合格して入ってしまうと忙しくて色々な事の勉強ができなくなってしまいますので、今のうちに基礎体力を含めて技術を身につけておいたほうがよいですね。

Q レッスンを受けるにあたって心がけることはなんでしょうか

例えば先生が自分以外の学生の名前を呼んで注意している時に自分のことではないと思って聴いていない人がいますが、全部自分が言われていると思って漏らさず聴いて受け止めた方がよいですね。人ごとのようになってしまっている人がいるので(笑 名前を呼んだ学生だけに対するアドバイスではなくてみんなに向けても言っています。そのすべてを受け入れる心構えをもっているともっともっと伸びると思います。かなり貴重な一言を言っていたりしていますからね(笑 レッスン中は耳も目も全部バッと開いてアンテナをよくはっていてください。なんでもキャッチしょうという心構えがレッスンでは大事ですよ。 

Q 入学を検討している方たちへメッセージをお願いします

現在は沢山の学校などがあり情報もあふれていて、わからないことも多く不安もあると思いますが、いかに本物を見極めるかを頑張ってほしいと思います。現役でダンサーを経験し振付と演出も経験しているので自信をもって色々と教えられますし受け入れられます。テーマパークの知識に関しては豊富にありますから、どうしたらテーマパークダンサーになれるかなど、必要なことは十分わかっているつもりです。ほかのジャンルは優秀な先生がいらっしゃいますから学んで頂いて、テーマパークダンサー目指すなら私のレッスンを受けることが近道かなと思います。

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